今回の工事は今ある水路を土の中に埋めて上を道路や歩道にするための工事で、その最初の段階の水路を土の中に施工するものでした。
※今あるU字型だった水路がトンネル状の四角い箱型コンクリートの
水路になります。
1、掘削（土をショベルカー（バックホウ）で掘ります）
ショベルカーは別名でバックホウ、ユンボ、油圧式ショベルなど
とも呼ばれます。
2、掘削した地盤に砕石（砂利）を敷き下地をつくります。
3、トンネル状の四角い箱型コンクリート水路（これをBOXカルバート
といいます。）を乗せるために、平らに基礎コンクリートを
施工します。
4、BOXカルバートを設置します。
5、埋戻して完成です。
BOX（ボックス）カルバートとは、地中に埋められている箱の形をしたコンクリート構造物です。水路だけでなく、大きなものでは地下道（歩道や車道）、そのほか電線、通信線などの収容などにも使われ、生活環境の中で広く活用されています。
そのため、その使用目的に応じてたくさんの種類があります。
今回使用したのは内寸が 1ｍ（縦）×1ｍ（横）×2ｍ（長さ）のものでした。
重さにすると約3ｔ。車で言うならワンボックスカーが1台と半分の重さです。（分かりずらいか。。）3ｔという重さはとてもじゃないですが人間の手では持ち上げる事も動かすこともできません。その為、重機と呼ばれる大型のクレーン車や、掘削した時に使用したバックホウを使用します。このバックホウは移動式クレーン付の機能が備わったものが主流となっており、地面を掘るだけでなく物を吊り上げることも出来る様になっています。
簡単そうな工事ですが工事には事故がつきもの！みんなきちんと資格を取得し、安全教育が行われた元で作業しています。現場は安全第一なんです！
一人では重かったり動かすことのできないものでも、みんなで協力し、力を合わせて形にしていきます。一つ一つにやりがいがありますよ！
